スレンダーな中華系ＯＬ　その２

公開

2015年02月10日(火)

渋滞すると思っていたが意外にもスムーズに流れ、

約束より３０分ほど早めにセントラルデパートに着いた。

レストラン街で待っている間に店をチェックしたが、

和食のビュッフェが人気のようだった。

この手の「なんちゃって」ビュッフェには何度か付き合いで入ってみたが、

種類が多いだけでクオリティが低く、

しかも意外と高いのである。

普段こういう店に行く女の子に、トンロー近辺でちゃんとした和食をごちそうしてあげれば、

簡単に落ちる、と思う。

さて、やっと女の子がやってきた。

そこそこ背が高くてスレンダーで、見た目は二十歳くらい。

顔は中華系というか日本人でもいそうな感じで、地味だけど可愛い。

性格は大人しそう、というかあまり目を合わせてくれない。

チャットでは割と会話が弾むだけに拍子抜けした。

あまり相性が良くないのか・・・

この時点では、これはもうダメかなとほとんど諦めていた。

何も食べていなかったので、とりあえず一緒に食事をすることにした。

食べたいものを聞くが、何でもいいとの返事。

こういうタイプの子は意外と好き嫌いがあったりして面倒だ。

そのためここは無難にタイ田舎料理をチョイス。

変な和食を選んで外したらジ・エンドだ。

料理が出てくる前に、携帯で日本の写真を見せる。

始めは対面で座っていたのだが、このタイミングで隣に座る。

あまり親しくない女の子と食事するなら、

なるべく対面は避けるのが良いと何かの本で読んだことがあるためだ。

先人の（？）知恵は借りるに越したことはない。

食事が終わって、時間は夜９時半。

どこか行きたいところがあるか聞くと、どこでも良いという。

もしここでもう帰る？と聞いていたら

それでもいいと返ってきただろう。

こちらにあまり興味がないのか、それとも何でもＯＫな子なのか。

この時点ではまだ計りかねる。

そこで、自分の定番パターンである映画に誘ってみた。

映画館という密室に近い環境でスキンシップをはかってみて、

彼女がどういう反応を示すか気になるところだ。

続く

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